先日の麻生総理の解散後の会議での反省の弁、涙顔・・・今まで見なかった切羽つまった表情、民主党のインド洋給油の見直し等々ようやく本気になったようである。
お金のかかる選挙ではあるが、選挙になって初めて国会議員の面々が国民を見たように感じるのは私だけではないだろう。
自民党はなんとか少しでも確保したいという姿勢、民主党は政権確保後の姿の検討と双方ともに真剣である。
さらに霞が関の官僚の方々も次のことを考えて動き出したようである。
本来の2大政党制がようやく日本でも現実的になってきた。変わることの重要性も認識できることである。振り子理論の現実味が出てきた。
ただし政権の実行力となるとまだ心配な民主党であるが、やらないといつまでもできないし、それを批判して自分こそが実行力があるという自民党も何をやいわんやである。今日もTVを見てて、コメンテーターの金子教授が言っていたが、「麻生さんは金庫に残った金をすべてばらまいて何も残さない状態にしておいて、民主党は財源のめどが見えないと言っている。麻生さんはそれを言う資格もない」と言っていたが、その通りで、麻生さんは完全に野党になりっきってしまった。情けない話である・・・・
あちこちに頭を下げて票を貰うのではなく、「わが党はこれをする、賛成する者は投票を!」と言うべきなのに、それがない。またいつもの名前の連呼の選挙カーが走り回る。名前や党を連呼したり、他党の非難ばかりする候補者、党には絶対入れないという強い姿勢で今回の選挙を見ていきたい。
ただし、こども支援や高校生までの支援、高速道路無料化といったお金のばらまきはいい加減にしてほしい。もっと国を強くする攻めの施策を前面に押し出した政策をぜひお願いしたいものである。そうしないと日本は本当に沈没する・・・・
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