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2009年3月

鳥の眼と虫の眼

コンサルティングをしていると、お客様は対象を見る目が様々であることに気づく。

会社のトップは常に事業全体をみており、言い換えれば鳥の目を持っている。

一方で部門の担当者は詳細の内容をみており、言い換えれば虫の目を持っている。

これは当たりまえのことで、そのような目を持たなければ、日々の業務が推進できないからである。

そこでさらに求められるのは、経営者は鳥の目に加えて虫の目を持ってもらうことであり、担当者は虫の目に加えて鳥の目を持ってもらうことである。

これは日々の業務をさらに深く考え、将来のことを考えるためには、立場を変えてみることであり、そのことはいいかえればこのような違う目をもって見てみることである。それではじめて相手の悩みや問題が見えてくる。

ただ「何度言っても判らない」と非難するのではなく、一度ちがう目をもって考えてみることをお勧めする。

コンサルも常にそのような眼を持つ必要を感じされられる。コンサルは鳥や虫の目に加えて、お客様の住む業界ごとの目であり、例えば魚の目(水の中で見える目)、モグラの目(もぐらは目がないか・・・)牛や馬の目などが必要であろう・・・そのうちトンボのような複眼も必要かも・・・そうすることでいろいろな景色が見えるはずである。

テポドン2

北朝鮮のテポドン2が4月4日にも発射されるという

その軌道は我が国の頭の上を通るという

何という失礼なけしからんことであるか!

世が世ならば戦争になっているところである

できることなら発射と同時に爆発でもしてくれた方がありがたい

おかげで莫大な税金を使って防空体制を行っている

日本の防衛体制を思い返してくれるという意味では必要かもしれない

平和ボケの日本人に「世界では平和を求めている人ばかりではない」と気付かせてくれる国である。

何もないことを祈るのみである

設備投資の責任は?

先日ある企業で工場の設備投資の話があった

昨今の景気低迷の中で、なかなか営業の販売計画が目標を達成しない

工場は、その数量を前提に大幅な設備投資をしたが、まったく数が出ない

今度、新製品を開発したが、そのために設備投資が必要になる

その際の設備投資の前提となる数量を営業にコミットさせよという指示がトップから出ているという

営業の気持ちもわからなくはないが、この状況下で数量の確保がないと、大きな設備投資ができないというのもわかる

苦肉の策で営業に設備投資の稟議を上げさせることにしたそうである

どこも大変なストレスのなかで先行投資をしている状況である

WBCあれこれ

23日24日とWBCの準決勝、決勝と平日の昼間に行われた。2002年のワールドカップの時のように各企業で仕事の合間に試合の行方が気になって・・・・という方が多かったようである。

当方も23日はコンサルのキックオフ、24日は活動報告会とその企業のトップの方々の集まる会合であった。トップの方々の御挨拶は両社とも、「日本は勝ちました・・」が最初の一言でした。現在の厳しい環境の中、このようなスポーツでの勝利は気持ちを明るくしてくれる話題である。特に野球世代のおじさん世代にはうれしい話題である。

スポーツとは不思議なものである。自分にとって利益を度外視して嬉しがったり、残念がったりできるものである。サッカーの世界でも「負けても世界が終るわけではない」と言われるほどに熱中する。部外者からみたらなんということではないのに・・・

WBCでも同じ日本人の一体感がでるのは、このような国際試合ならではのことである。日ごろの競合企業間の間でも、仲の悪い間柄でも、損得の関係のある間柄でも、まったく知らない隣の人でも、「日本が勝った」ということで一体になれる・・・・不思議である。

仕事でもこのようなことができるとものすごく大きなことができるはずである。それをやったのはホンダのF1であろう。しかし業績の厳しい中でこれらの企業の活動が縮小、撤退されることは残念である。

WBCのニュースをみて、楽しんだ、また考えることの多い数日であった。

企業業績格差と研究開発の関係

企業の発展、さらにはライバル企業との差別化を図るために、研究開発投資を行うことは必要であるが、研究開発支出の多寡、売上高研究開発費比率を見ただけでは、その効果は必ずしも明確ではない。

むしろ肝心なのは、研究開発効率(=過去の営業利益累計/過去の研究開発支出累計)が重要であると一橋大学の大学院の中野准教授が分析されている。

その検証をキャノンとパナソニックの比較で行われている

両社は売上高研究開発比率では7.8%、6.6%とほぼ同じような値をとっている。

しかし2006年の研究開発効率では、キャノンの2.0%に比べパナソニックの0.3%と大きく差が出ている。事業領域を絞り、技術開発も特定領域に特化しているキャノンと、それとは対照的に事業の戦略を拡大して焦点が絞りきれてない総合家電メーカーとしてのパナソニックの差がここに表れているようである。

同じような研究開発比率を投資しても、その効果は大きく違いが出ているようである。各企業の研究開発費の評価指標として参考にしてはいかがであろう!

ビジネス業態の再検討

このところあらゆる業界で業績が低迷してる

この状況から抜け出すには、ただジーと我慢していては厳しい

各社様々な取り組みをしているようである

その多くは今まで忙しくてできなかった社内の整備などが多い。

またあらゆる業界のパイが小さくなってきたために、従来に増して競争が厳しくなり、その対応のために、QCDの限界追及のような活動も多くなっている。

しかしこれらいずれも過去からの延長線で考えられることである

市場の規模が半分になっている段階で、このような対策のみでは不十分と考えられている企業もある。

そのために、今の業態の在り方、つまり自社の位置づけ、付加価値のあり方を根底から見直し、強固な仕組みを検討していこうという動きがある。

このような企業は、この不況が回復しても、今までと同じ状況には戻らないものと認識し、その市場の中で生き残るには、自らが大きく変わらなければならないとの認識である。

環境に応じで変化できる企業こそが、新しい時代に生き残れるのである

「脱皮できない蛇はしんでしまう」

改革のできない企業は・・・・・とならないように、前を見て進もう!

ビジネスはつながっている

日経ビジネスの記事に、「国内で稼いでいるつもりが、実は海外依存だった」という記事があった。電力、ホテル、新幹線、タクシー、飲食店等の事業は、直接の顧客は国内であるが、その顧客の業務が実は海外依存ビジネスであり、彼らの業績悪化で、国内ビジネスそのものが低迷しているという。

たとえば、日帰りの大阪から東京の出張で、14000円の新幹線代金をもらい、夜行バスの4000円で帰っていく。差額の1万円を浮かすサラリーマン。バスの中で眠られない8時間を使って帰り、そのまま次の日に出勤するという。また出張の原則禁止やテレビ電話への移行などなど・・・・。新幹線の売り上げが前年比85%であるという。

しまむらなどの低価格品を販売している業態でも、製造業の工場で働く人が減少し、売上が落ちているという。

つくづくビジネスはつながり、お金は回っているのだということを知らされる。

日本は大丈夫だという政府の呆れた話を信用する人は今では一人もいない。

グローバル化の恐ろしい点である。

WBCに思う

WBCでは、代打の活躍が大きい

たまにしか出場できない若い選手がのびのび活躍しているのを見るとほのぼのする。

それにしても、野球はやはり世界では、マイナーのスポーツと思えてくる

サッカーに比べて、アジアとアメリカ中心であり、いまいちワールドと呼ぶにはさみしい

しかし年配の人間にとっては、野球の元気がうれしい

がんばれニッポン!!

WBCに思う

WBCでまた韓国のキムチパワーに負けてしまった

なんとも元気のない日本選手である

日本の経済状況を見ているようである

韓国の監督が言っていた・・・「技術は日本の方が高いが、技術が高いからと勝てるわけではない」と・・

全くその通りである

元気を出せ、日本!

もうすぐ春ですね

最近は春らしくなり、寒かったり暖かかったりで着々と春の陽気になってきています

しかしこんな時こそ気をつけましょう

急に寒くなったり、雪が降ったりで、電車や飛行機がよく遅れる

十分に余裕をもって移動しましょう

また花粉症やらアレルギーやらで体調が悪くなるのもこの季節ならでは・・・

自分も2週間前くらいから体が痒い・・・・

集中力が切れてしまいます

酒も飲めなく、イライラ・・・

皆様も十分に気をつけてください!!

企業環境に振り回される従業員

先日コンサルでお伺いした地域で、身近で深刻なお話を聞いた

金曜日に散髪にいったところ、休日のように込んでいたとのこと。

散髪屋さんに聞いたところ、最近は平日でもこのように混んでいるとのこと

このような地域は、日本中であちこちあるはずである。

まだ週休3日、4日ならよいが、毎日休みの状態もあるという

実質の年収が多くの企業従業員で下がっている

さらに深刻なのは、その地域の大手の企業の工場が2社ほど閉鎖されたとのこと

その工場が閉鎖されたからと言って、代わりの工場があるわけでもなし、どうしても一時的にも失業状態になってしまう。

今は我慢すべき人、すぐにでも手を打たなければならない人・・・様々な状況である。

工作機械業界は壊滅状態

日本工作機械工業会は2009年3月10日,工作機械受注額の速報値を発表した。2009年に入ってから,工作機械の受注額は前年同月比で約84%の減少を続けているとのこと。

驚くほどの数値である。一時的とはいえ、2009年度は設備製造業関連は試練の年である。製造業の基礎となる工作機械、産業機械がこの状態では、新卒者を雇い、教育していく体力もなくなりそうである。

なんとかこの期間を全員でこらえながら、次の手を打っていっていただきたいものである!

WBC日韓戦に思う

WBCの試合で先日は14対2とコールドゲームになったが、今夜の試合は、0対1と負け試合になった。つくづくスポーツはやってみないとわからないものだという認識になる。

途中での1点は、先日の試合を考えると、まだまだという感覚で、なんということはなかった。

しかしそのうち回数が押し迫ってくると、その1点が重くのしかかってくる

最後までその1点が越えられなかった・・・

疲れた3時間であった・・

常にギリギリの緊張感で1日1日を過ごすことを教えられたようである!!

日本とアメリカ、鎖国とグローバル化

アメリカは全世界を自分たちの宗教的理念にそって作りこむ使命をもって作られ、拡大してきた。よく言われるフロンティアであり、その対象となったのが未開の土地であり、インデアン達である。そこでは、自分の思想、利益のみを考えていれば良かった。

その対極にあるのは、日本という限られた島国である。当然狭い土地の中で、自分の利益を拡大しようとすると他人を阻害することもあり、そこで生きるには、協調である。長い間鎖国ができたのも日本ならではである。相手を大切にし、ともに協力・調整して生きていくという考えである。そこには自分の主張の徹底や、相手の排除という生き方はできない。ともに生きていくということである。これが日本的生き方、日本的経営の基本である。

一方アメリカは、自らの考える国を全世界に適用しようとする上のような考えをもって自国の整備が終わったら、国外にも同じ考えを展開してきた。これがグローバル化ということである。鎖国を破ってきたペリーがその始まりである。その結果、植民地主義、戦争となり、日本は敗戦した。その後は韓国、ソ連、中国、ベトナム、近年のイラク、アフガン問題なども同じ流れである。

戦後石原莞爾が戦争責任を問われた際に、アメリカの責任としてこのペリーの開国要求をもって反論したといわれる。その考えと近年のグローバル化による大不況、勝ち負けの二極化、過激な競争社会等々はまさしくここに遠い原因がある。

新自由主義、グローバル資本主義、という極端な自由経済から、異なる思想をもった国々の間、民間の間で、適正なルールを規定し、コントロールするしくみ、国策の必要な時代になってきたようである。

アメリカとは

我々の知っているアメリカの建国は、イギリス国教会の宗教的迫害を逃れてきたピューリタン百余人がメイフラワー号に乗り、マサチューセッツ州プリマスに上陸してきた1620年には始まると理解している。

しかし彼らは迫害されてヨーロッパのどこにも行けない難民であった。そこには、清教徒としての明確なビジョンがあったわけではないという。

しかしメイフラワー号から10年後の1630年にイギリス国王の命を受けて裕福なピューリタン達1000人を引き連れて上陸したジョンウインスロップという男がいた。彼らこそがアメリカ大陸に真の宗教に基づく新しい国家を作り、本国イギリスの堕落した教会と国家を改造し、ひいては全世界を作りかえることを目指した宗教国家を作り上げよとした原点であるという。アメリカが常に世界を引っ張ろうとする原点、DNAはここにあるといわれる。

世界を彼らの思想の国にすることが、彼らの神との契約を果たすことになると考えている。ブッシュ大統領がイラク戦争を始めるにあたって「十字軍」という言葉を使ったのもそのような背景がある。アメリカは神から与えられた使命をもつ特別な国であると信じている。

そこが世界に自分たちの考えや思想を徹底していこうとする原動力になっているようである。アメリカがベトナムなどへの参戦し、かつなかなか撤退できなかったのもこのような理由に基づくという。

くれぐれもそのような歴史的背景を理解してアメリカと付き合っていくべきであろう。

夜郎自大

夜郎自大とは、世間知らずのことをいう。そのいわれは、

漢の時代、夜郎(やろう)という、それなりに大きな国があった。

一方、当時すでに強大な国であった漢は、インドとの交流に交通路が必要であると感じ、途中にある夜郎国に使者を遣わした。

漢の使者を前に、夜郎国の王は「漢とわが夜郎国とどちらが大きいのかね?」と尋ねたという。

道路が通じていなくて交流がなかったために、自分の国が世界で一番大きいと思いこんでいた発言だった。

そこから世間知らずのこと「夜郎自大」(夜郎は自らを大なりとする)というようになったという。

このようなことは歴史を見ても多く見受けられる。我が国の明治以降の日清、日露戦争での勝利をもとに、軍部が夜郎自大になってしまった結果として、目的もなく、目標もなく戦争を始めたと言われる。

企業経営の中でも、成功事例が災いして、同じような状況に陥ることは多々見受けられる。自信やプライドは重要であるが、それが冷静な意思決定を狂わすことのないように日々冷静に、原点にかえって、日々の行動指針としたいものである。

「今は耐えるしかない」は最悪の選択

花王の元会長の常盤文克氏が述べている。

「不況下で今は耐えるしかない」といった視野狭窄が一番悪い。これでは、何も考えないと宣言していることと同じである。昨日と今日は同じ。今悪いが我慢すれば、またバブル時期と同じ状況に戻るはずだという思考では、この厳しい中生き残れない。仮に生き残れても、不況回復時には経営環境は今とがらりと変わるはずである。その時にはたして今と同じような競争力が持てているかというと、まずあり得ない。

そのために経営者は、今がまずければ、その対極を見てみることだという。現実には、両極端の戦略などありえないが、両極端をみながら、どのような方向に進めばよいかを明確にすべきであるということである。

いまこそ明確な戦略を描くことが望まれる。

鈴木修会長

本日スズキの鈴木修会長のテレビを見た(テレビ東京)

「今の危機は強くするために与えられたチャンスである」

彼が社長になって31年ずーっと右肩上がりで伸びてきた

それが初めて下がった。何をやったらいいか悩んでいる

びりから1社づつ抜いてきた歴史であったとのこと、チャレンジの身の人生

トヨタをはじめとしてほとんどが赤字の中、鈴木は黒字であるという

それがこの不況時に強さが見えてきたか?

スズキの不況時の経営とは・・・

①刀狩り1:250台のカラープリンターを売ってしまう

②刀狩り2:引出しの文房具を没収、事務用品は共用

③野戦禁止:残業禁止・・仕事を早めて返す

④登城禁止:金曜日は一時帰休で一斉休日、管理部門も休み

⑤総力戦で実施する

こつこつであるが、着実でもある。さすがである。

しかし元気の無くなるものをやるのはどうか・・・でも生き残ることこそが大切である。

従業員を優遇をするのではなく、従業員に理解を求めるとのこと

昔からの日本製造業の良さつまり、従業員を大切に、家族的経営という姿を見たようである。グローバル化というアメリカ的経営に比較した日本的経営の姿である。ゴーンさんでもできなかったことである。

中途半端な活動

開発にしろ、生産にしろキチンとルール化して、そのルールを守るようにしてあるにもかかわらず、守れないことが多い。たとえば開発のDRにしてもISOにしても、決まりと運用は別といいながら、やっている企業が多い。

たとえば大型の設備で数年かけてやる開発ならば、きちんとルールを守るが、小型の短期間で開発するものは、そんなルールなどまもれない。資料づくりで時間が終わるので、必要なものだけを作る。モノ(製品)ができればよいという思考である。このような企業は日本の大小を問わずほとんどの企業で行われている。つまり必要人員の6割程度しか投入できないからしょうがないのだという理屈である。あとは浪花節の世界である。後から振り返ると誰がどの時点でどう判断してその結論になったのか誰も判らない・・・・

経営者と開発者の間に契約的な約束をして開発している欧米系の企業もあるが、日本では上のやり方をしており、まず約束できない。一生懸命やります・・との一言である。

必要な仕事とリソースの配分ができないので、このようなことになる。前も話したように、リソースが少ないなら、絞らなければならないが、マーケティングが弱いためそれもできない。したがって過大な検討を過小な人材でなんとか・・・

これでは期待する結果を得ることは永遠に困難になる。結果的に他社の物まねから脱却できない。世の中にないものなど開発できるはずがない。なんとかこの悪循環から抜け出す工夫ができないものか!

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