鳥の眼と虫の眼
コンサルティングをしていると、お客様は対象を見る目が様々であることに気づく。
会社のトップは常に事業全体をみており、言い換えれば鳥の目を持っている。
一方で部門の担当者は詳細の内容をみており、言い換えれば虫の目を持っている。
これは当たりまえのことで、そのような目を持たなければ、日々の業務が推進できないからである。
そこでさらに求められるのは、経営者は鳥の目に加えて虫の目を持ってもらうことであり、担当者は虫の目に加えて鳥の目を持ってもらうことである。
これは日々の業務をさらに深く考え、将来のことを考えるためには、立場を変えてみることであり、そのことはいいかえればこのような違う目をもって見てみることである。それではじめて相手の悩みや問題が見えてくる。
ただ「何度言っても判らない」と非難するのではなく、一度ちがう目をもって考えてみることをお勧めする。
コンサルも常にそのような眼を持つ必要を感じされられる。コンサルは鳥や虫の目に加えて、お客様の住む業界ごとの目であり、例えば魚の目(水の中で見える目)、モグラの目(もぐらは目がないか・・・)牛や馬の目などが必要であろう・・・そのうちトンボのような複眼も必要かも・・・そうすることでいろいろな景色が見えるはずである。
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