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2008年10月

子会社の位置付け

企業は様々な目的で子会社を作る

1.受け皿会社:余剰人員を受け入れることを狙った会社で、はっきり言えば儲けなくても良い会社である。本社と異なる賃金体系で、定年退職者を受け入れている。

2.事業会社:親から独立し、儲けることが命題となる会社である。親よりも大きく育ってくれれば、本当の意味でグループ会社制度が成功したと言える。

3.機能会社:親会社のコストセンターとして存在していた部門を、機能強化とグループ収益拡大を狙いとして、独立させた会社で、情報システム部門を独立させ、外販を行なう場合等がこれに該当する。成功すると事業会社と同様に大きな利益貢献が出来る。

4.戦略会社:イメージアップのための会社や特定の技術開発をするような戦略的目的で作られる会社である。収益はすぐには期待出来ないが、長期的に事業会社に育成することも可能性として高い。

これら様々な子会社があり、現在の子会社、これから作る子会社とも、その目的を明確にしないと、子会社管理がうまくいかない。

意思決定におけるバカの壁

愚かさを生み出す構造としてのバカの壁には以下のものがある

1.人間の能力としての壁:人間の見たり聞いたりする能力の限界をこえて誤解や間違いをしてしまう。

2.情報処理能力としての壁:人間の計算能力間違い(直感の間違い)からくる間違い

3.集団による壁:集団での意思決定の際の問題:たとえば、多くの人がいると真剣に考えずに意思決定してしまう同調、大きな声の人に合わせてしまう意思決定、多くの人がいると怖さをおそれずに危ない意思決定をしてしまうといった、個人では通常できないようなことをしてしまう危険がある。

4.成功体験による壁:日露戦争の日本海海戦での大勝利を引きずった大鑑巨砲主義になってしまった大日本帝j国海軍のように、人間は1回成功すると、ずっとその成功パターンを引きずってしまう。

5.常識の壁:成功体験による壁に近いが、変革期には常識は変わるものであるにもかかわらず、多くの人は常識(今までの常識)にしがみついて、変革できなくなる。

これらのバカの壁を乗り越えられない多くの企業がある。これらは自ら認識し、客観的な意見を入れていかないと越えられないのである。

ピグマリオン効果

ピグマリオンとは、ギリシャ神話にでてくる彫刻家のことで、理想の女性を求めていたが、現れず自ら彫刻で作り、「人になってくれ」と期待したら人になったという神話から来ている。

アメリカのある小学校で、生徒を2つのグループに分け、一つのクラス担任には、嘘をついて「特別な選択で天才児を集めた」といい、もう一方のクラスには「普通の子供」と伝えた。

この両クラスで数学のテストをすると、天才児と嘘をついたクラスの結果がどんどん良くなった。それは、先生も天才と信じ、子供へ期待をかけ、子供も期待されることで、成績が上がったということだそうである。

会社の中でも、上司が部下を期待するかしないかで、部下の成績は大きく変わる。

マイフェアレディのなかで「貴婦人と花売り娘の違いは、どう振る舞いかではなく、どう扱われるかで、期待されているかどうかの違いです」と言うせりふがある。

これこそが動機付けの基本であり、最も重要なポイントである。十分認識して欲しい。

コミットメントの逆機能

先にコミットメントを4つの種類で分けたが、これが良い動機付けになると、個人はやる気が出るわけであるが、逆にマイナスに出る時もある。たとえば

ジョブコミットメントでは、現在の仕事や方法への固執がつよく、改善に反対する行動に出る

組織コミットメントでは、組織への執着になりローテーション等の際に抵抗として出る

キャリアコミットメントでは、自己保身や近視眼的な利益にこだわり、チャレンジ欠乏となる

ミッションコミットメントでは、過去のしがらみに引っ張られ、新たな事業展開等への抵抗として発生することになる

これらマイナスのコミットメントがでると、改革活動への大きな抵抗となる。このことも配慮したうまい展開、動機付けを考えることがマネージャーに求められる。

コミットメントの引き出し方

自発的コミットメントを引き出すには5つの方法がある。

1.仕事のプロセスと尺度の明確化により、目標を明確化させる

2.やった結果をほめられ、認められるしくみを整備する

3.個人の成長が実感できるような評価制度やそのチャンスを与える

4.自分のモノと思える仕事、会社と考えられるようにする

5.使命感、価値観、誇りにつながる仕事と認識できるようにする

これらを考えて仕事を与え、責任を与え、チャンスを与え、評価し、認めてあげることである。またその仕事そのものに使命感が持てるとき人は死に物狂いで働くものである。

コミットメントの種類

コミットメントには、いくつかの種類がある

通常業務上で言われるのは、ジョブコミットメントであり、職務への献身である

またその組織に属して、忠誠心といわれるのが、組織コミットメント

自己の成長欲求、野心等がキャリアコミットメント

価値観や使命感、誇りと言ったミッションコミットメント等がある

それぞれ領域的に区分したものであるが、これらが組み合わさって動機付けがなされるのである。そのことを認識した上で、動機付けを考えることが重要である。

マネージャーとはコミットメントを引き出す仕事

マネージャーとは、自分では何も出来ない人である。(ショックな言葉ではあるが・・・)

つまり製造業での経営者、リーダーは自分で何もものづくり出来ないのである。

これは能力が低いと言う問題ではなく、リーダーとはそもそもそういうものである。

部下に方向性を示し、その気にさせることは出来ても、実際に作るのは部下である。

部下が方向を示したリーダーと同じくらいに目標についてやる気を出してくれないと、先には進めない。

この事実を考えて、部下にいかにやる気を出させるか、現場社員のコミットメントを引き出すかが、マネージャーの仕事の最も重要な能力なのである。コミットメントとマネージャーとはこのように重要な関係があることを認識し、コミットメントの引き出し方を考えていくべきである。

自発的にやりたいと思うことがコミットメント

カルロスゴーンが使い始めてコミットメントと言う言葉が有名になったが、コミットメントの定義を誤解している方も多い。

厳しい目標を与えられて、それをしゃにむにやらされる状態を想像している方も多いが、実はそうではない。あたかも自分で考えたかのように本気になることを言うのである。

外発的動機付けと自発的動機付けとに分けると、コミットメントとは自発的動機付けを言う。

動機付けには、モチベーションという言葉もあるが、モチベーションは基本的に作業レベルのやる気のことを言い、コミットメントとはもう少し広い範囲での、仕事のかたまりについてのやる気を言う。

さらにもっと広く長いコミットメント、たとえば自分の仕事としてこうしたい、会社をこうしたいと言ったものは、キャリアという

次回にコミットメントの引き出し方を見ていく

リーダーシップに関して

企業のおかれた状況として、定常期と変革期がある。

定常状態のときは、その状態の中で最大の効率を求め、合理性を追求することが必要になる。その際のリーダーとは、奉仕型のサーバントリーダーが良い。

定常期は、今のやり方を強化することで成果を上げていくと言うことである。つまり強化策のみであり、あまり変わったことをやるべきではない。

壊れていない時計は直さなくて良いのである

現場の今のやり方を是認し、全員参加のチームワークを発揮して、コンセンサスを重視するようにするのがベストである。

一方で変革期とは、大きく構造を変える時であり、間違っても目先の利益を追求しない姿勢が必要である。

また全てを現場に任してはならない。大多数の意見などに引っ張られないことである。変革は少数から始まる。その人のみを引っ張っていき、とにかくトップダウンで変えていく。

信長は、鉄砲を使った戦い方式に変えた。そのとき反対したのは、騎馬にのった侍である。その意見を聞いていたら、新たな戦術は生かされなかった。言うことを聞かない侍は首にし、言うことを聞く秀吉らを使って変革した。変革期の改革とはそのようなものである。小泉郵政改革も同様に、言うことを聞かない議員に刺客をおくって、首を切った。言うことを聞くチルドレンを入れて、改革を推進した。両者の戦略はよく似ている。

企業の今、今後を企画し、どちらを取るべきかを十分認識し、リーダーシップのやり方、それに向いた人材登用を考える必要がある。

日本に都市鉱山あり

携帯電話やパソコンなどの電子機器には、金や銀などの貴金属が膨大に使われている

これら電子機器の基板には、金、銀、パラジュウムなど15種類もの金属が含まれており、これを精錬すれば、大量の金属を取り出すことが出来るという

携帯電話1トン当りに含まれる金の量は380グラムにもなるそうで、通常の鉱石の10倍近い含有率だそうである。銀に至っては1.5キログラム、銅は90キログラムもあるそうである。

電子機器の廃品は都市鉱山とまで呼ばれており、貴重な資源そのものである。

これを狙って外国からの手も伸びている。

日本では、家電リサイクル法でお金を出させてユーザーから回収しているが、その隙間をぬって無料で家電を回収する業者が多い。家電をゴミと見るならば費用を負担することになるが、資源と見るならば、無料で回収するという配慮が自治体にあっても良いように思うが・・・無料で回収する業者(違法ではあるが、堂々と回収している)に貴重な資源を持っていかせて良いのであろうか?

株が急上昇へ

本日日経平均株価は前日に比べて1000円以上上昇して、9400円台へ

やはり昨日のヨーロッパの対策が大きく効いて来た

素早い対応で市場は安心感で買いが拡大した模様

やれやれと言ったところか

しかしまだ安心はできない

今後の経緯を注目したい

大恐慌はかろうじて防げるか・・・

アメリカ発の金融危機が継続しており、日本の生命保険もつぶれた。

あのGMも厳しいと聞く

なんとも恐ろしい状況である

しかしリーマンブラザースの社員の給与や退職金は異常であったとのこと

我々の知らないところで、バブルが膨れていた・・浮かれていた人がいた

そしてつぶれた・・・しかし高額の退職金を持って去っていき、後は荒地のみ

そこに多くの税金が投入される・・・・なんという矛盾した世の中か!

膨れたバブルは必ず破裂する

しかし我々一般の日本人にとってバブルなどという感覚はなかったはず

アメリカ発のバクチ金融によるバブル・・・

実態の伴わないサブプライム債権によるバブルで、まさしく中身のないモノを世界中に広げてしまった。

まさしくバブルであり、破裂したら何もない!

経済は、好景気と不景気を繰り返す

いつまでも好景気は続かない

それを思い知らされた個人投資家も多かったようである

堅実を旨とする日本人も、ついつい好景気に流され、バブルに踊らされた人も多い

しかし我々の年金もその踊らされた一人と聞く

それはまずいのではないか?

これこそ堅実を旨とするものであるはずである

ヨーロッパが迅速な対応を始めて、株価が戻り始めた

しかしアメリカの動きが遅すぎる

また下がらないことを祈るばかりである・・・

またまたおめでとうございます

今日またノーベル賞の日本人受賞があった

化学賞に下村博士が受賞された

今年はこれで4人目である

ちかごろ日本の技術力低下の心配が強かったが、これが励みになり

技術系の学生が増えて頑張ってくれれば、すこし挽回できるのではないか!

株や円高のニュースの中で、喝采を送りたいニュースであった!!

ノーベル賞受賞おめでとうございます

昨夜日本人科学者3名、南部さん、小林さん、益川さんの素粒子研究者である。

久しぶりの快挙である

しかし研究後35年とは・・・・・   新しいものは世界に理解され評価されるのに時間の掛かるものである。

博士号を持っている方々の就職率が低いとのニュースも同時に入ってきた

双方にどの様な関係があるか明確ではないが、日本人頑張れと言いたい!

また彼らの底辺を支えられるように、全日本人頑張りましょう!!

情報発信の重要性

日本人はプレゼンテーションや演説が下手とよく言われる

確かにアメリカ大統領選のオバマさんの演説など感心する

それに引き換え、この前の首相選挙の演説など、次期が時期でもあったことでもあるが、だれに話すかも判らないような演説を日本中を回って意味のわからない、抽象度の高い、守れるのかどうかも判らない威勢のいい話ばかりの演説であった。多くの人がしらけたのではないか。目的のずれた演説ほど人を動かさない話はない。

日本人は情報過多であるといわれる。学校の段階から記憶中心の勉強ばかりしており、会社に入っても言われたことを処理するような仕事中心ではしょうがないか・・・

やはりインプットがあればそれ以上のアウトプットをしないと、人間らしいとはいえないのではないか。インプットを自分なりに解釈し、開発し、新しいことを発信することでその人は社会に認められるのである。

そのための訓練としてのブログは非常に有効である。毎日他人に見てもらえるような文章を書くことは、そのためのインプットも必要で、さらに自分なりのアウトプットを考えることは良い訓練である。

これからも続けていきたい。

事務処理のムダをリーン思想で改善する

我々が病院に行き、診察を受けて薬を貰うためには半日掛かるのが当たり前である。

これなど事務処理の悪さの最たるものである。

これを付加価値と非付加価値に分けると、付加価値とは診察と薬を貰う時間であり、せいぜい15分であろう。しかし病院への移動、申し込み、待ち、病室での待ち、診察が終わってからの待ち、会計待ち、薬の紙の待ち、支払い、薬局への移動、そこでの待ち、支払い、電車移動等々付加価値時間の20~30倍の非付加価値時間を費やしている。

ではこのことで、医者や薬局は儲かっているかというと、必ずしも儲かっているわけではなく、むしろ多くの患者を待たせるための、待合室スペース、そのための空調、電気等の費用等々多くの費用が掛かっているのである。また待合室での病気の感染等の危険さえもある。現在の病院は、当日のその時間にならないと、患者がどのくらいいるのかわからない状況であり、医師にとっても、いつ終わるか判らない状態である。

そこで電話での予約、電話での診断(ここに優秀な看護師、医師を配置する)、時間指定で診察計画の立案と医師の配置を行なう、電話診断に基づいて診察時間の標準化、その場での薬の手配等の業務プロセスの見直しを行うことで、患者を待たせない、医師に落ち着いて診察をしてもらう等のメリットを出すことが出来るのである。

このような見直しをすることで、まだまだ顧客満足と利益を出せる工夫があるはずである。是非検討してほしい。

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