子会社の位置付け
企業は様々な目的で子会社を作る
1.受け皿会社:余剰人員を受け入れることを狙った会社で、はっきり言えば儲けなくても良い会社である。本社と異なる賃金体系で、定年退職者を受け入れている。
2.事業会社:親から独立し、儲けることが命題となる会社である。親よりも大きく育ってくれれば、本当の意味でグループ会社制度が成功したと言える。
3.機能会社:親会社のコストセンターとして存在していた部門を、機能強化とグループ収益拡大を狙いとして、独立させた会社で、情報システム部門を独立させ、外販を行なう場合等がこれに該当する。成功すると事業会社と同様に大きな利益貢献が出来る。
4.戦略会社:イメージアップのための会社や特定の技術開発をするような戦略的目的で作られる会社である。収益はすぐには期待出来ないが、長期的に事業会社に育成することも可能性として高い。
これら様々な子会社があり、現在の子会社、これから作る子会社とも、その目的を明確にしないと、子会社管理がうまくいかない。
最近のコメント