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自社の設備の企画を考える

 自社の生産設備は、設備メーカーの標準機を購入しても満足したものを得ることは難しいのが現実です。なぜなら、設備メーカーの製品は、その単独設備での構想をしたものであり、自社に必要な設備は自社の生産システム、生産管理システム、物流システム、情報システム等との連携を必要とし、さらには、製品の品質、コスト、納期等を考えて、人、材料、設備とのバランスをとったものであることが望まれるからです。

 これらの全てを盛り込んだ設備を期待することは、設備メーカーのみに期待することは出来ません。したがって自社でそれらを構想し、バランスのとれた設備仕様を企画し、それをもって設備メーカーと交渉して必要な設備を導入することが望ましいといえます。自社の生産設備は、イニシャルコストのみでなく、運用コストが最小になるように人と設備のトータルコストを考えておかねばなりません。
 全体の企画から、個々の設備の方式の検討まで詳細検討し、さらにそれらをマンマシン編成、ライン編成と全体へ組上げていきます。 同時に全体コスト予測から、個別の設備投資予算までの展開により、全体の投資採算の整合性が取れるように構想します。目標コストの実現に向けて、この設備投資額と労務費の割合を調整していきます。
 これらの検討は、内製範囲の工程を対象にするが、サプライチェーンの連携を考えて、外注先の指導ができるなら、双方の設備条件等を連携しておくことで、不必要な仕掛り・在庫の防止に役立ち、運用の楽な生産システム連携が可能になります。
 自社の設備を企画できる生産技術者を育成してください。

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