先日中国の環境汚染の資料をみた。カラフルな水や土やら、奇形の動物やら・・・
これは中国から多くの食品を輸入している日本にとっても大変な問題である。
20年前に北京に行った際には、まだ青空が広がり、食品で心配なのは、人糞による生野菜程度を注意すればよかった。わずか20年で、いまは青い空もないという・・・
日本も高度成長期には同じような公害の問題があり、だいぶ解決したというが、私の周りでは、周りに草も生えない田んぼが広がっている。どうしてこうまで除草剤をまくのか信じられない。その結果、土が流れ出て、土を入れている状況であり、除草剤の廻りの稲は成長がおかしいし・・・口に入れるものにもっと神経質になるべきでは?
複合汚染と言う小説が昔あったが、その本を読み返していると、空恐ろしい。まだ同じような環境ではないだろうか?本当に日本は環境対策が進んでいるのだろうか?
秋になると田んぼで野焼きが始まる。5年越しで市役所と交渉し、ようやく昨年くらいから少なくなってきたが、従来からやっている野焼きは規制出来ないとのコト。小学校でも焼却炉がなくなったというのに・・・ごみ焼却炉の補修工事のさいには、ダイオキシン防止のガスマスクをしないとはいれないという怖いガスを発生するのに、何も考えずにわらに火をつける・・・何を考えているやら、怒りを感じる。それを規制出来ない役所にも、火をつける農家にも・・・
人間は目の前に血が流れたり、奇形の赤ん坊が見えないと問題を問題と感じないのかと感じてしまう最近です。
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